トイレへ行くたびに違和感が…
最近、トイレへ行くたびに違和感を覚えていた私。
でも、ちょっと前に膀胱炎になったことがあったから、 「きっとまた膀胱炎になったのかな？」くらいにしか思っていなかったの。 だから「しばらくすれば治るでしょ～♪」なんて考えていたんだけど、
治るどころかとんでもないことになっちゃった。
まず、おりものの量が異常に増えてきて、その臭いも色も何だかちょっとおかしいの。 色は黄緑色ですごい悪臭。 ちょっとだけ血が混じっているときもあったかな。 ある時、下腹部に激痛が走ったから、これはイケナイと思ってすぐに病院の婦人科で診てもらったわ。
そしたら、言われた病気が「淋病」だったの。
そういや、その前の週に飲み屋さんで意気投合して関係を持っちゃった男の子がいたことを思い出したんだ。
「アイツが原因かー！！」なんて怒りも湧いてきたけれど、
コンドーム無しでセックスした私にも問題があったわけだから、何とも腑に落ちなくて…。
私の場合、子宮頚管炎って病気にまで進行していたらしくて、
病院の先生には「もう少し遅ければ不妊症や子宮外妊娠の可能性もありましたよ！」なんて脅されちゃった。
後で調べてみたんだけれど、女の人は約７０％の人が淋病に感染しても自覚症状が無いらしいの。
だからといって、私が病院に行かなかった理由にはならないんだけどね。
まだ結婚出来るかどうかなんて分かんないけど、
自分の将来のためにも性病には気を付けなくちゃいけないなぁ…って実感した出来事のひとつだね。
ドクターより一言
彼女の言うとおり、女性が淋病に感染しても約７０～８０％に人に自覚症状が無い
「無症状感染」であると言われているわ。
だからこそ、子宮頚管炎を発症する女性が後を絶たないのね。
アメリカでは、毎年約１００万人の女性が子宮頚管炎で苦しんでいると言われているわ。
淋病は、色々な性病の中でも性行為によって感染する確率が最も高いと言われている性病なの。
その確率は実に約３０％とまで言われているから驚きね。
彼女のように、子宮頚管炎を早期に発見出来ればいいんだけど、そこまで進行しても症状が出るのは稀なこと。
ある意味、彼女はラッキーだったと言ってもいいんじゃないかしら。
子宮頚管炎は、慢性化すれば子宮内膜炎に進行して、骨盤腹膜炎などの腹腔炎を発症することがあるの。
そうなってくると、持続的な腹痛や発熱が原因で不妊症になることだってあるわ。
卵管が傷ついて損傷してしまうことで、子宮外妊娠を起こして命に関わるケースにまで発展する場合もあるわね。
そうならないためには、少しでも違和感を感じたらすぐに病院で検査・治療を受けることが大切ね。
検査だけなら性病用の検査キットでも可能だから、そういうのも活用して検査を受けることもおすすめよ。
