性病のカテゴリーに入ってるものの、性行為で感染することは少ない疥癬(かいせん)。
あまり聞きなれない病気かもしれませんね。
この病気は、感染するとヒゼンダニという虫が体にかゆみや痛みをひきおこします。
完治するには虫も卵も完全に消滅させなければいけません。
たたみやじゅうたん、共有の寝具から感染することが多いようです。
簡単にうつる病気なので、感染したらすぐに病院に行ってくださいね。
疥癬ってどんな病気?
性行為以外での感染が多い病気!
疥癬は「ヒゼンダニ(疥癬虫)」が感染する病気で、首から下の全身に現れ、夜中にかゆみが強くなる傾向があります。
疥癬が皮膚に取り付くと、まず角質層から侵入してきます。オスや、未交尾のメスは角質層までしか行きませんが、その後、交尾をしたメスは皮膚に横穴のトンネルを掘り、そこに卵を植えつけていきます。卵は2週間ほどで孵化し、成虫になります。
もともとは性感染から始まったものの、現在は高齢者とその介護者に多く見られ、性的接触による感染は10%前後となる、性行為以外での感染が多い病気といわれるようになりました。
感染率が非常に高く、たたみの部屋で雑魚寝(ざこね)をした29人中、23人が感染したとの報告もあるほどです。
(トンネルを)掘っちゃうの!?それは是非感染して・・・イヤイヤイヤ、だめよ。
痒いのはやっぱりだめ!
トンネルを掘るのはメスだけみたいだしね。