血精液症の症状


症状は主に男性の精液に症状が見られます。
精液の色がピンク色や真っ赤になる、赤黒い小さな点々が混じるなどが特徴です。男性の生殖器(尿道、精巣、精巣上体、前立腺)に、炎症や外傷などがあると、精液中に血が混じってしまいます。
出血量自体は微量なものなので、精子に悪影響はありません。 原因が前立腺炎の場合は治療が必要です。ほとんどは細菌が前立腺の組織内に侵入することにより症状が出ます。 それによって、前立腺の中の血管がもろくなり、射精時の衝撃などがきっかけで出血すると考えられているのです。
前立腺炎の主な症状をあげると、発熱、尿道の不快感、排尿時の痛み、頻尿、射精時の痛み、会陰部(睾丸と肛門の間)の痛み、下腹部の痛み、下腹部の痛みなどです。 これらの原因菌はクラミジア、淋菌、ウレアプラズマ、マイコプラズマ、トリコモナスなどで、最も多いのが大腸菌です。 しかし、検査を行っても、尿や前立腺分泌液に異常がない場合も多く、2~3週間で自然に治ります。
