大腸がんの原因は?
食生活が大きく影響してくる!?
大腸がんの原因で一番多いと言われているのが食生活です。
食生活が大腸がんに影響する原因は、特に女性にいえることですが食物繊維不足による便秘です。
絶対的に便秘が原因とは言い切れませんが、便が長い時間腸内に留まることによって、大腸に負担がかかり、腸内環境も悪化してきます。 他にも、脂肪を消化するとき、胆汁という分泌液が増えると、腸内で細菌が胆汁酸を分解するときに発がん性物質ができるといわれているのです。
大腸がんの患者の年齢は50~75歳が多いのですが、発生年齢が高齢の方ほど確率が高くなります。男女別で見ると「男性:女性」が「1.6:1」と男性に多くみられます。
また、発がん性物質を煙や粘液から取り込む煙草だけでなくお酒も影響してきます。
お酒に含まれているエタノールは分解されてアセトアルデヒドになります。 これが、お酒を飲むと顔が赤くなったり、気分が悪くなる原因物質です。
このアセトアルデヒドという物質が分解される時に出る活性酸素というのが、細胞の中の核酸(DNA)を作るのに必要な葉酸を壊してしまうのです。 よって、DNAの修復や合成がうまくいかない事によって癌になると考えられています。
あらゆる癌でも原因の一つと考えられるのが遺伝によるものです。
大腸がんも遺伝による可能性が認められています。 大腸がん患者の5~7%には、同一家系内に大腸がんの患者がおり、”家族性大腸腺腫症”とよばれる病気によって発病するものは遺伝が原因とされています。
同一家系内に大腸がんの患者がいる場合、通常よりも大腸がんにかかる可能性は高くなると考えましょう。 特に潰瘍性大腸炎にかかったことのある人、子宮がんに対して下腹部に放射線照射治療を行った人は大腸ガンになりやすいと言われています。
他にも運動不足と内臓脂肪の多い人が、仕事がデスクワーク系の人は大腸がんになりやすいのは確実とのことです。 これは腸の働きが悪くなると同時に、ガン発生を抑制するアディポネクチンの生成を妨げてしまうからです。
便秘が一番の原因なのね…。
私、便秘体質だから危ないかもしれない…。