ケジラミ症の治療・検査などの対処法
激しいかゆみがあったり、自分でケジラミを見つけたら、速やかに医療機関で早期診断を行うことが必要です。
ケジラミは自宅で検査できる検査キット(STDChecker)がないので、実際に症状を見て診断する必要があります。
かゆみを自覚するのは約1~2ヶ月後が多いのですが、症状がなくてもケジラミを発見できれば検査は可能。
検査は患部の視診を行い、ケジラミやその卵の確認をします。
注意しなければいけないことは、陰毛以外にも寄生していないかです。 感染率が高く、簡単に他人へと感染してしまうので、迅速に対応していくことが大切です。
人から離れたケジラミはある期間(48時間程度)生存している可能性があるので、衣類や寝具などの、熱処理やドライクリーニングをおすすめします。 治療方法として一番有効的で確実なのが、ケジラミの寄生している場所の毛を全て剃ることです。
他にも、ケジラミの寄生場所をフェノトリンパウダーやフェノトリンシャンプーで洗い落とし、殺虫することを繰り返します。 このパウダーやシャンプーは、フェノトリンパウダー(スミスリンパウダー)とフェノトリンシャンプー(スミスリンL)と言って、市販薬として販売されています。
パウダーを使用する場合は、ケジラミの寄生場所に適量を散布し、1~2時間後に洗い落とします。 シャンプーの場合は、3~5mlを陰毛に塗り、5分後に洗い落とします。
しかし、卵には薬剤の硬化が弱いため、卵がかえる期間を見込んで、3~4日ごとに3~4回繰り返すのがベストです。
男性 | 泌尿器科、皮膚科、性病科 |
女性 | 婦人科、皮膚科、性病科 |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 2,000円 |
薬代 | 3,000円~(薬局で購入) |
(保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)