ヘルペスの治療・検査などの対処法
感染している自覚症状がある場合は、速やかに医療機関で早期診断を行うことが必要です。
相手の感染率も高いので、2人同時の検査や治療が必要です!
性器ヘルペスは自宅で検査できる検査キットがないので、実際に症状を見て診断する必要があります。
発症までの期間は約2~10日ですが、ウイルスが採取できる状態であれば検査は可能です。
検査は変部分からウイルス感染細胞を綿棒で採取して検査を行いますが、症状がなくてもパートナーに感染させる疑いがあります。
感染が確認されてから、5~10日間、単純ヘルペスウイルスの増殖を抑制する、抗ヘルペスウイルス内服薬(アシクロビル、バラシクロビル)を服用します。軽い症状では軟膏を塗布し、重症例の場合には、入院して点滴治療も行われます。
薬の内服や軟膏塗布した後の、病変部分の治療で症状は治りますが、ヘルペスウイルスは神経節に潜伏します。現在、神経節に潜伏するウイルスを排除して完治させることはできません。過労・ストレス・セックスなど、様々なな刺激でウイルスが再び活性化して皮膚や粘膜に戻り、症状が再発することがあるからです。繰り返す再発には、ウイルスの増殖を抑える治療もありますので、医師にご相談下さい。
男性 | 泌尿器科、皮膚科、性病科 |
女性 | 婦人科(産婦人科)、皮膚科、性病科 |
咽頭感染 | 耳鼻咽喉科 |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 2,000~10,000円 |
薬代 | 3,000円~ |
(保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)