膣トリコモナス症の治療・検査などの対処法
感染している自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。感染している場合、パートナーの感染率も高いので、2人同時の検査や治療が必要です。
病院で検査・治療をすることがベストですが、病院へ行く時間がない人や、病院へ行くのに抵抗がある人に向けて、自宅に居ながら、匿名で検査を受けることも可能です。
性行為などで感染した日から発症まで、約10日前後ですが、感染する可能性があった日から2~3日経過していれば検査は可能です。
検査方法は、男性は尿道からの分泌物(うみ)を、女性は膣からの分泌物を検査します。しかし、症状がないと膣トリコモナスを検出することができない場合があります。
治療は約10日間。感染していると診断されると、5-ニトロイミダゾール系抗原虫薬(フラジール)を服用します。女性は、膣錠を使用する場合もあります。
自覚症状の消失と膣トリコモナスの消失の確認を行う、再検査で疑いがなければOKです。(※女性の場合は、次回月経後にもう一度検査をするのが望ましい。 )
男性 | 泌尿器科、性病科 |
女性 | 婦人科(産婦人科)、性病科 |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 3,000~5,000円 |
薬代 | 3,000円~ |
(保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)