膣トリコモナス症の症状
感染者の20~50%が症状のない!
女性の場合、膣だけでなく、子宮入口の管である「子宮頸管」、 膀胱、尿道へも感染します。症状はあわ状の悪臭の強いおりものの増加や、外陰部や膣の強いかゆみや痛みがみられます。
しかし、感染者の20~50%が症状のないと言われているので、治療せずに放っておくと炎症が卵管まですすんでしまい、不妊症や早産、流産の可能性もあります。
尿道炎や前立腺炎を起こす可能性が!
男性には、ほぼ症状が出ないのですが、尿道炎の症状が出る場合もあります。感染した場合、尿道からの分泌物(うみ)や、軽い排尿痛がみられます。
尿道への感染だけの場合は、排尿により洗い流される可能性があるのですが、前立腺や精のうに寄生していることも多く、それが原因で尿道炎や前立腺炎を起こすとされています。