淋菌感染症の治療・検査などの対処法
感染している自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことが必要です。パートナーの感染率も高いので、2人同時の検査や治療が必要になります。
病院で検査・治療をすることがベストですが、不安だが病院へ行く時間がない人や、病院へ行くのに抵抗があるという人は、自宅に居ながら、匿名で検査を受けることも可能です。
発症までは約2~7日と言われていますが、感染の可能性があった日から2~3日たっていれば検査可能です。注意しなければいけないのは、症状が出ないことが多く、パートナーへ感染可能性があります。
検査は男性は初尿(出はじめのおしっこ)を検査し、女性は子宮頸管からの分泌物を検査します。咽頭感染の場合は咽頭周辺のぬぐい液を調べます。
感染と診断された場合は、1~7日間、筋肉注射や静脈注射などを症状に応じて実施します。一回の注射で済む場合もあります。セフトリアキソン(ロセフィン)セフォジジム(ケニセフ、ノイセフ)スペクチノマイシン(トロビシン)など。
抗生剤投与後、3日以上後に再検査でOKが出れば完治とされますが、「淋菌」は耐性菌が増えて治療薬が限られていますので、医師の治療法に従って完全に治し、再感染に気をつけましょう。
男性 | 泌尿器科、性病科 |
女性 | 婦人科(産婦人科)、性病科 |
咽頭感染 | 耳鼻咽頭科 |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 4,000円~ |
薬代 | 3,000~ |
(上記の治療費は保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)