尖圭コンジローマの治療・検査などの対処法
イボが増えると治療が大変になってくるので、感染している自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことが必要です。
尖圭コンジローマは自宅で検査できる検査キットがないので、実際に症状を見て診断する必要があります。
(子宮頸がんの原因となる、「悪性型」のヒトパピローマウイルスを検査できるキットがございます。)
発症までは約3週間~8ヶ月ですが、症状が出てウイルスを採取できる状態であれば、いつでも検査可能です。
検査は患部の視診を行い、病変部分からウイルス感染細胞を綿棒で採取して調べられます。
症状が出ていなくても、パートナーに感染させる可能性があるので注意!
感染していると診断された多くの場合が、外科的治療を行います。(電気メス、炭酸ガスレーザーによる焼却、液体窒素による凍結療法などでの切除)他にも、軟膏を塗布する方法もありますが、現在のところ、表面上のイボを取り除くことはできますが、それ以上の治療はできません。
目で見てイボがなくなってもウイルスが潜在していることがあり、3ヶ月以内に約25%は再発するといわれているのです。治療が終わっても、最低3ヵ月は様子を見守ることが必要です。
男性 | 泌尿器科、性病科、皮膚科 |
女性 | 婦人科(産婦人科)、性病科、皮膚科 |
診察代 | 3,000~5,000円 |
検査代 | 2,000円 |
薬代 | 3,000円~ |
(保険が適用しない場合のおよその金額になります。保険適用の場合は上記金額の3割負担となり、保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって様々です。)