子宮がん 子宮頸癌の治療・検査などの対処法
子宮癌の検診・検査は、婦人科でいつでも受けることが可能です。
他にも20歳以上であれば自治体の補助もあり、安くもしくは無料で受けられます。
この場合、事前に市役所などの問い合わせ先に問い合わせて申し込みが必要になりますので予め、しっかり調べることが必要になります。
子宮癌の疑いがある場合、早く検査を受けることが大切です。
治療に関する情報を整理しじっくり考えた上で治療法を選択しましょう。
子宮ガンだと診断された場合、治療方法は外科療法、化学療法、放射線療法などがあります。
担当の医師から教えられた子宮がんの治療に関する情報は、その場でメモしておくことをオススメします。
また、その場で選択や同意を求められた場合は即決せずに、とりあえず考える時間をもらうといいでしょう。
【外科療法】 …ガン病巣を手術によって摘出する治療法
・円錐切除術
お腹を切らずに膣から子宮頸部の一部を切り除く手術です。
頸がんの検査と治療を兼ね備えてできるので、妊娠・出産も可能となります。
・単純子宮全摘出術
子宮だけを全摘出する手術。早期のがんであれば完治することができます。
更年期障害の心配も比較的軽いのですが、妊娠・出産はできません。
・広汎子宮全摘出術
子宮、膣の一部、骨盤リンパ節、卵巣・卵管を切除する手術です。
術後の障害として、排尿障害、リンパ浮腫などが出る場合もありますが、出ない場合もあります。
【化学療法】 …抗がん剤の投与で癌の進行を抑えたりなくそうとする治療法
がん細胞の分裂・増殖を薬で抑制する治療法です。
主に手術や放射線療法の後、再発予防のために使用したり、手術前に大きな病巣を小さくする目的でに使うこともあります。
嘔吐や脱毛、白血球や血小板の減少など、副作用がある場合もみられます。
【放射線療法】 …X線や他の高エネルギーの放射線でガン病巣を殺す治療法 進行したがん(特に頸がん)に用いる治療法で、副作用として下痢や吐き気、食欲不振などが見られることがあります。
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